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エリア51の神話
(Myth of Area 51)



 エリア51(Area 51)はものすごく謎だらけで、エイリアンクラフトが墜落した場合に死体が回収されている場所であったり、空飛ぶ円盤をつくっていたり、秘密基地という割りには、もの凄い知名度だったり、とにかく非常に面白い場所として有名なアメリカ合衆国(存在を認めないという意味で)公認の秘密基地である。

日本ではUFO番組が盛んだ20世紀後半のTV番組、矢追スペシャルなどで、まことしやかに紹介されてきた場所でもあり、多くの人が名前を知っているだろう。

現在も、エリア51に関しては、政府は公認していないし、相変わらず無断で進入すれば射殺される恐れもある。なぜなら、実際に軍事機密に関する新しい航空機のテスト飛行なども行われているのだから当然である。

ただ、すでに付近までは観光地として有名であり、見学ツアーなどが組まれているのが現状である。さらにはGoogle Earthで、誰でも現地を見ることができるようになってしまい、秘密基地でもなんでもない状況に拍車がかかっている。自称秘密基地という微妙な存在だろう。

さて、私は航空史について全くの門外漢であるから、エリア51について記述する正統派の知的背景がないことをお断りしておく。ただ、アポロ問題の掲示板を閲覧していたところ、エリア51について、非常に詳しい記事を目撃したり、詳しい人のまとめはチェックしてきた。

この秘密基地としての人気は格別だが、実際のところ、エリア51については、かなりいろいろなことが判っているのが実情で、ひとまず、判明している事実について記録しておきたい。

Area51 profile


名称
正式:グレーム・レイク空軍基地
一般:ドリームランド(ジ・ランチ)
俗称:エリア51

所在:ネバダ州リンカーン郡
位置:北緯37度14分 西経115度

距離:ラスベガスの北西150km付近
付近:グルーム乾燥湖のすぐ回り

魅力:政府非公認という秘密基地ぶり
 

実は「ウィキペディア(Wikipedia)が所在地情報について非常に詳しいので引用しよう。

「 エリア51はアメリカ合衆国ネバダ州リンカーン郡のおおよそ60 sq. mi. / 155 km²の土地に設置されている。ここは広大な(4687 sq. mi. / 12139 km²)ネリス射撃場 (Nellis Range Complex 略 NRC) の一部である。この地域はグルーム及び Papoose 山脈 (それぞれ北部及び南部) 並びに東の込み合った丘によって形作られた、広く大きいイミグラントバレーが形成されている。この2つの山脈の間にはざっと直径3マイル (5 km) はある乾燥したアルカリ性塩湖 (w:endorheic) 、グルーム乾燥湖 (Groom Dry Lake:北緯37度16分05秒西経115度47分58秒) が広がっている。巨大な空軍基地は1つが湖に突き出るように広がっている、2つのコンクリート製滑走路、及び湖上に4つの未完成滑走路がある、この湖 (北緯37度14分0秒西経115度49分0秒) の南西部角上に設置されている。」

また、以前アポロ問題で検索していたときに、副島系・理科系掲示板 > 過去ログ msg953に、相応の知識がありそうな方の投稿があり、参考のため貼っておく。

「 エリア51、より正確に言えばグルームレイク(関係者はドリームランド、もしくはジ・ランチと呼称する)で何が行われているかはよく知られており、軍事マニアや軍用機マニアであれば常識中の常識です。何かと言えば、ただ単に「秘匿性が要求される航空機の試験施設」でしかありません。
知らないのは、それらについてちゃんとした資料にあたって調べたことがない人達だけなのです。もっとも、そうした人々の方が圧倒的多数ですが(笑)

グルームレイクがどのような経緯で建設され、どのようなことを行っているかは、市販されているいくつもの航空関連書で解説されています。以前の書き込みで挙げたベン・リッチ著「Skunk works」では、ロッキード社の設計者としてここに長く出入りしていた著者により、実に詳細な事実が明らかにされています。

昨年末に刊行された「航空ファン別冊 世界の傑作機スペシャル・エディション ロッキードF-117ナイトホーク」にも、この基地で試験中のF-117の写真が掲載されており、中にはポロシャツにサングラスの、いかにもアメリカンな中年の民間人がF-117の整備作業を行っている写真も掲載されていますし、F-117がここでどのようにテストされてきたかが記されています。

現在の航空機は軍が作るのではなく、民間企業が設計・製造するのですから、設計開発・試験に関る基地である以上、軍人だけでなくメーカー技術者など、民間人も多く出入りするのです。それどころが、この基地はアメリカ政府からのアウトソーシングを数多く受注している有名企業であるEG&G社により維持されており、警備も同社の警備員が行っています。

このEG&G社はアメリカ国内の空港に数多くの保安設備を納入しているので、あちらに旅行されたことがある方ならば一度ぐらいは同社製品のお世話になっていることでしょう。日本人には信じられないかも知れませんが、アメリカ政府諸官庁や軍は多くの業務を民間企業に委託しており、EG&Gのような会社がいくつも存在します。

空軍でも基地の運営維持や整備などの後方業務の民間委託を積極的に進めていて、グルームレイクのような「秘密基地」でさえその例外ではありません。

先のイラク戦争から現在に至るイラク国内でも、民間の警備会社や運送会社などが後方支援任務を手広く行い、海上の補給艦などの支援艦艇にまで、政府と契約した民間人船員が乗り組んでいます。

また、現在「航空ファン」誌では、浜田一穂氏による「エリア51 ドリームランドの住人たち」という記事が三年にわたって連載されており、ここでもエリア51について極めて詳細な歴史が記述されています。

今時「エリア51では何をやっているかわからない」などと書くのは、こうした本や記事を一度もチェックしたことがないか、UFOビリーバーのように自分の願望を投影するために、あえて現実を無視して、非常に怪しい施設かのように描写する人々です。 」  

という投稿だが、個人的には納得してしまう内容である。興味がある方はさらに独自に調べるのも良いだろう。情報はたくさんある。私はそこまでの興味がないので、基本情報のみで良い。

情報

 

拡大地図


 エリア51の周りは、ジープに乗った武装警備員が常時巡回しており、近づくと怒られる。特に撮影などは禁止するよう警告され、境界線を越えて侵入した場合は逮捕されることもあり罰金が課せられる。

基地ではあるが空軍は常駐せず、新型機のテストなど、いろいろ研究をしているようだ。右の航空写真は、それぞれ、縮尺がエリア51に近づいて拡大している。

なお、UFO事件簿の管理人:雅氏が作成した、UFOマップが神過ぎるので、閲覧を強く推奨しておきたい。これは凄いぜ。
 →UFOマップ

 

関連写真

 

 


 ↑のような警告看板が道路に点在しているという。

以上、エリア51はことさら怪しい施設のように扱う必要はない。こういった場所がないと、新しい機能の航空機開発などが出来ないわけで、必ずどこかにこういった施設が必要だ。そして、まさしくその施設がエリア51なのである。


 


  懐疑論者の祈り  > エリア51の神話 Myth of Area 51

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