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論点先取 |
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論点先取とは、虚偽の論法の一つで、結論が前提に含まれてしまっているために、論証のようでいて論証になっていない議論といえる。論理学としては不正確かと思うが、科学的懐疑論のレベルでは「気付きにくいタイプの循環論法」と表現しても、とくに不正確ではないだろう。 ここで、論点先取の実例を見てみよう。
以上、創造科学のID論や、前世回帰をはじめ、疑似科学領域の議論において頻出するものばかりである。これらは典型的な論点先取であり、結論の蓋然性を高めるためには、前提部分に対する根拠を示す別の議論が必要なのである。 なお、しばしば誤解されるが、論点先取が虚偽になるのは、論理の構造ではなく、仮定の蓋然性である。議論において、論理式を使うことは、ときに有用であるが、同じ論理構造であっても、前提の蓋然性によって論証の妥当性が異なることに注意しよう。 たとえば この場合は論点先取だろうか?サイババがインチキなのは懐疑派にとっては常識である。そして実際に、結論は正しいだろう。これが一般的に論点先取と批判されない理由は、懐疑論者がサイババのトリックの証拠をいろいろ確認してきた
実績があるからこそであり、仮に論点先取だと批判されても、必要とあらばトリックに関する前提部分の根拠を示すことが可能だというところにある。 |
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